2012/5/14
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2012/4/26
い・ろ・は・す×しゃべくり007 「博多どんたく」篇を追加! 2012/4/2
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扉の向こうではランチバイキングの準備が進んでいた。次々と大皿が運び込まれ、テーブルの上は旬の味覚に彩られてゆく。
ここ「のどか」は、霧島連山のふもと・えびのにあるナチュラルレストラン。地域の水が育んだこだわり野菜を上手に活かし、そのおいしさで注目を集めている。店長の原田さんは「九州一おいしい地産地消」を夢に掲げ、日々挑戦を続けている。
「農家さんの協力で、朝摘み野菜をその日の昼にお出ししています。畑の外でも、例えば先日は自生のノビルをスタッフと摘んでおひたしにしました。冬になればタラノメやフキノトウが顔を出します。」
まるで地元の肥沃な大地が、新鮮素材で夢をサポートしているようだ。
いや、力添えは大地だけではない。餃子の中には肉の代わりにジューシーな里芋。実に優しい味付けだ。里芋本来の甘みやコクがいっそう引き立てられている。
「地域の伝統の味をお年寄りから教わっています。そう、ウチは地元のおばあちゃんにも助けてもらってる(笑)。ある意味中華も洋食も、この店では郷土料理かもしれません。」
えびのの自然と人から恵みをうけて「のどか」は今日も営まれている。炊飯器から白い湯気がのぼる。開店は間もなくだ。
水がおいしいからこそうどんもおいしい。
えびの市に暖簾を掲げる人気のうどん屋「十兵衛」で、スタッフの一人・山本さんは味の秘密を話してくれた。
「うどんの麺は、つまるところ粉と水と塩なんです。小細工もごまかしも通じない。どうしても素材の差が味に出ちゃいます。」
「十兵衛」ではえびのの自然水を地下深くから汲み上げて、粉と一緒にこねている。この地の水の力をフル活用しているのだ。
麺を口にしたところ、まずはふわりと柔らかい歯ごたえ、そして芯にはたくましいコシが待っていた。一度食べだすと、もう箸が止まらなくなってしまう。
「えびのの水はダシにだって欠かせません。ほら、産地の水を使って米を炊くと旨いって言うでしょ。あれと一緒で、麺とダシを同じ自然水でこしらえる。すると相性がよくなるんだと思います。」
うどん愛好家たちを魅了する「十兵衛」の妙味、それは職人技と地域の水が協力しあいもたらされた味なのだ。


















